どっこい二宮金次郎が
ここにいる。

明治に生まれた二宮金次郎は今なお各小・中学校で生き続けていた。


二宮金次郎は一人の銅像としては日本一、いや世界一の数である。読者の母校(小学校)でも二宮金次郎は本を読みながら薪を背負い、働いていたはずである。以前明治の学舎を取材したとき、金次郎の銅像を発見して懐かしさと、久しぶりに金次郎を思いだしたのとで目頭が熱くなったのを覚えている。そしていつか金次郎の特集をしてやろうと思っていたのである。子どもの頃なにげなく見ていた金次郎が大人になってもまだ心に残る存在だとは驚きでもある。なにしろ金次郎については当時何の知識もなかった。銅像から見て働きながらも勉強した立派な人だろうとは想像がつく。こんなにも有名でありながら生徒には謎の人物というのが日本の二宮金次郎なのである。

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